2009年11月19日

これが最後!

ちょうど100本目の映画の紹介をし終わりました。
このブログは一応ここで止めてしまいます。

というのも、新しいブログへ引っ越しします。

引っ越し先は「お店応援団!看板のマツタニ|豊田市」です。




映画のことも時折り書いてみようと思いますので良かったら見てください。

でわでわ。  


Posted by カンバンわ! at 17:18Comments(3)心に残った映画

2009年11月19日

☆☆☆「ベイブ」

記念すべき、100作品目の映画紹介!

最高に楽しくて、最高にハッピーな映画!




「ベイブ」(1995年、主演:ジェームズ・クロムウェル)





この映画、最高に楽しくてハッピーな気分になります!




で、この映画を見る時は「吹き替え版」で見ることをお薦めします。




字幕よりも気軽に見えますし、なによりベイブは豚さんなので吹き替えで見てもなんら違和感がありません。




もうね、ベイブが可愛いったらありません。
豚ってこんなにも可愛いんだぁ~って初めて思いました。




ストーリーはファンタジックで(まあ、豚がしゃべってる時点でそうですが...)、とっても心温まる話です。




最後は本当に楽しい気分になります。




見終わって気分が良くなる映画。こんな映画はめったにないので非常にすばらしいです。




ぜひとも皆さんに見てもらいたい、そんな映画です。





<あらすじ>
収穫祭の賞品として農場主アーサーにもらわれた子ブタのベイブ。牧羊犬の母犬フライはベイブに農場のルールを教えた上、自分の子供たちと同じようにベイブを可愛がってくれる。ちょっとしたきっかけからアーサーはベイブに羊の見張りをさせようと思いつくが、臆病なベイブには手も足も出ない。だが心優しいベイブは羊たちにお願いする事で牧羊犬の代わりを見事に果たしたのだ。やがて牧羊犬コンテストの日が迫り、アーサーはなんとそれにベイブを出場させようとするのだが……。  


Posted by カンバンわ! at 12:21Comments(0)楽しい気分になれる映画

2009年11月19日

☆「フラガール」

蒼井優の透明感あふれる無防備な演技が最高!




「フラガール」(2006年、主演:松雪泰子、豊川悦司、蒼井優)





これ、実際にあった話が元になってるんですよね。
まぁ映画なんで、脚色されているとは思いますがおもしろくできてます。




田舎で不器用に暮らしていた人たちが、それぞれ色々な事情があってフラダンスに取り組んでいく。




最初はバラバラな人たちが一つの目的に向かうようになり、真剣に取り組むようになる。




当たり前のようなことで、ストーリーも当たり前のように展開しますが、それでもさわやかな感動があります。




でもシズちゃんが演じてる役、あれが他の役者さんだったらもっと感動したかも。なんて言っちゃシズちゃんに悪いですが。




最後のシーンは、ホントはもっと盛り上がるかなぁと、自分の中でイマイチ盛り上がりが少なかったのがちょっと残念でした。




でも良作です。良作ですので皆さん見てくださいね。





<あらすじ>
時代の波で閉鎖に追い込まれた、とある炭坑の村では、危機的な状況の中、炭坑で働く人々はツルハシを捨て、北国の寒村を“常夏の楽園”に変えようと立ち上がった。村の少女たちは腰みのをつけ、肌もあらわにハワイアンムード満点のフラダンスを踊りはじめるのだが……。  


Posted by カンバンわ! at 08:19Comments(0)楽しい気分になれる映画

2009年11月18日

☆☆「フォーン・ブース」

上手い!と思わせるストーリーが際立つ。




「フォーン・ブース」(2002年、主演:コリン・ファレル)





殆どのシーンは電話ボックスのみ。それでいてストーリーにずるずると引き込まれる。




シナリオが素晴らしいのはもちろんだけど、ファリン・コレルの演技も秀逸!




話はこじれつつ、2重、3重に他人を巻き込みつつ進んでいきます。




結局最後も犯人は分からずに終わるんですが、それもアメリカ映画らしくていいんじゃないでしょうか。




それまで見た映画の中でも異色な1作。




ぜひ見てください。きっと楽しめます。





<あらすじ>
マンハッタン、タイムズスクエア。自称一流のパブリシスト、スチュは、今日もアシスタントを従え、携帯電話からクライアントや業界に口八丁でビジネスをまとめ上げている。そんな彼はアシスタントと別れた後、1台の電話ボックスに立ち寄り、結婚指輪を外してクライアントの新進女優パメラに電話を掛けた。スチュは彼女をモノにしようとしていたが、上手くいかずに受話器を置く。その刹那、今使っていた公衆電話のベルが鳴り、思わず受話器を取ってしまうスチュ。すると電話の主は、“電話を切ったら殺す”と脅迫してきたのだった…。  


Posted by カンバンわ! at 13:18Comments(0)ゾクゾクする映画

2009年11月18日

☆「ザ・マジックアワー」

本当に笑える、腹を抱えて笑える映画です!




「ザ・マジックアワー」(2008年、主演:佐藤浩市、妻夫木聡)





いや~、笑えるね~。




佐藤浩市サイコー!この人はなんでこんなにもコミカルな役柄を上手に演じられるんでしょうね。




かと思えば「官僚たちの夏」のようなシリアスなドラマの役もこなす。凄い役者さんです。

コミカルな役柄を上手に演じられる役者はそういませんね。




ストーリーはまぁ、矛盾はいっぱいだし、ウソだろ!的なところもたくさんありますが、最初からそういう映画だと分かっていれば気になりません。いえ、気にしちゃいけません。




それでも脚本がいいんでしょうね。上手にそれぞれの役柄が組み合わさり、絡んでおもしろくしてくれてます。




本当に声を出して笑ってしまいました。




楽しい気分になりたい時は、ぜひ見てください。





<あらすじ>
暗黒界の顔役・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後登(妻夫木聡)は、命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を探し出すハメに。期限の5日が迫ってもデラを見つけ出せない備後は無名の三流役者・村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立てあげるという苦肉の策を思いつくが……。  


Posted by カンバンわ! at 08:15Comments(0)楽しい気分になれる映画

2009年11月17日

☆☆「ハッピーフライト」

感動?とかではないけど、楽しい映画です。




「ハッピーフライト」(2008年、主演:田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか)





航空業界の小ネタが満載ですね。本物の空港で働く人たちを知らないので実際の現場に正確なのかは分かりませんが、マメ知識みたいなものはたくさん詰まってます。




ストーリー的には予想通りの展開が続きますが、飛行機を飛ばすには本当にたくさんの人たちの協力があって成り立ってるんだなぁと考えることができました。たまに飛行機に乗るだけでは分からない、というか意識したことも無かったなぁ。




凄くテンポ良く物語が展開するので、最初から最後まで気分良く一気に見ることができます。




最初は綾瀬はるか演じるドジキャラCAのドタバタな話かと思ったけど、案外出番は少なかったですね。
かなりたくさんの有名な役者さん達が出演されています。




そんな、たくさんの役者さん達を脚本が上手くしています。本当にオモシロクまとまってます。




個人的には「田畑智子」が好印象。可愛い役柄で、この映画唯一といてもいい?ラブコメ的なストーリーを担当してます。その伏線的ドラマもしっかりと結末を出してないのがいい。まあ、予想できるところまでは見せてくれますが。



ともかく楽しい映画ですので、家族でどうぞ!





<あらすじ>
副操縦士の鈴木(田辺誠一)は、機長昇格の最終訓練である乗客を乗せて飛ぶ実地試験でホノルルに向けて飛び立つことになる。彼は試験教官として同乗する威圧感たっぷりの機長の原田(時任三郎)を前に緊張感を募らせていた。そんな中、キャビンアテンダントの斎藤(綾瀬はるか)は夢にまで見た国際線フライトに臨み、緊張感がピークに達していた。  


Posted by カンバンわ! at 13:24Comments(0)楽しい気分になれる映画

2009年11月17日

☆☆☆「メメント」

ホントに集中力が必要な映画だぁ~




「メメント」(2000年、主演:ガイ・ピアース)





見ることにこれほど集中力が必要な映画もあんまりないだろうと思う。




シーンの繋がりが非常に複雑。というか、流れが逆行しているから10分くらいのシーンがドンドン遡って行く。




下手をすると前の(実際には後の)シーンを忘れてしまい、繋がりが訳分からなくなる可能性がある。




つまりこの映画は最後のシーンから始まるんですよ。憎き仇を討ち取った~!ってところから。




でも最後まで見ると、とんでもない結末にしばし呆然。




最後にこのシーンを持ってくるためにわざわざ時間の流れに逆行するような作りになったんですね。




その他にも時間を遡ることで見えてくる、最初に持った印象とは違う一面。これは上手い!と思わせるシナリオ作りです。ナタリーにはやられました。もちろんテディにも。




最後のシーン(実際には最初のシーン)を最初に見てしまうと、逆に良く分からずにつまらない映画になってしまいそうです。



空想のシーンもさらに入ってくるので、見るときはホントに集中してみることをお薦めします。




シナリオによって謎解き的な要素まで含むことになったこの映画。最高です。





<あらすじ>
前向性健忘(発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう症状)という記憶障害に見舞われた男が、最愛の妻を殺した犯人を追う異色サスペンス。ロサンジェルスで保険の調査員をしていたレナード。ある日、何者かが家に侵入し、妻がレイプされたうえ殺害されてしまう。その光景を目撃してしまったレナードはショックで前向性健忘となってしまう。彼は記憶を消さないためポラロイドにメモを書き、体にタトゥーを刻みながら犯人の手掛かりを追っていく……。  


Posted by カンバンわ! at 08:15Comments(0)心に残った映画

2009年11月16日

☆☆「王立宇宙軍 オネアミスの翼」

ホントに細かなディテールにこだわった、まさに「ジャパニメーション」の原点




「王立宇宙軍 オネアミスの翼」(1987年、主演:森本レオ)





ふと思い出したのでこれは書いておこう、と思いUP




凄く古いアニメなんですが、年代的には「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」くらいですか。




このアニメはジブリのように誰にでも受け入れられる作品ではないかもしれませんね。




ストーリーは玄人好み、というか初めて見て「凄く面白い!」とはならないと思います。




僕も中学生?か高校に入ったくらいの時に見ましたが、すごく描写が細かいなぁ~くらいにしか思ってませんでしたね。話して的には当時まだ学生だった自分にはいまいちしっくりこなかったんだと思います。




大学生になったころにたまたまテレビでやっていたのを再度視聴。話の面白さも何だかわかった気がしました。




一人の青年の成長と、つつましくもまっすぐ生きている少女との出会い。




まさに人間物語のストーリー展開です。




そして冒頭に言ったように、ディテールが細かい!




群衆の動きから、ロケットの外装から剥がれ落ちる氷片の1つまで、まったく手を抜いていません、だったと思います。




同時に発表された同じような系統に「アキラ」がありますが、作品の質としてはこちらの方が圧倒的に上だと思います。




今見たらもっと面白いかもしれないなぁ。暇がある時にもう一度見てみよう。





<あらすじ>
人類初の有人宇宙飛行をめざして設立された“王立宇宙軍”。だが実験は失敗続き、計画は遅々として進まない。その宇宙軍の士官であるシロツグも、仲間たちとともに怠惰な日々を送おり、国防省内でも廃止が検討されるほどだった。だが、少女リイクニとの出会いが彼を変えた。彼女にを刺激を受けたシロツグは、有人飛行実験のパイロットに志願するが……。精密な設定とリアリティある人物描写で評判となったSFアニメ。  


Posted by カンバンわ! at 14:21Comments(0)ワクワクする映画

2009年11月16日

☆「ペネロピ」

おとぎ話的なラブコメディー




「ペネロピ」(2006年、主演:クリスティナ・リッチ)





魔女の呪いや、真実の愛をくれる王子様といった、まるでおとぎ話的なラブコメですね。




鼻が豚の様になってしまう呪いをかけられたヒロイン「ペネロピ」がそれでもいつか王子様が現れると信じて明るく生きていく物語です。




というか、ちょっとわがまますぎる気もするし、母親の心配性にもほどがあるし、豚の鼻のくせにあんまり怖くない、というか、別にかわいいじゃん、と思ってしまったりする。




そうなんですよ、豚の鼻の呪いのはずなのに、そんなに酷くもない。

これくらいの鼻ってあってもおかしくなさそう。母親がことさら世間の目に晒すことを拒むのは彼女のためというよりも、自分の体面のことを考えているからでしょうね。




またさらに残念だったのが、呪いが解けて普通の鼻になるのに、鼻があったときのほうがキュートだったんじゃなかろうか?と思ってしまうくらい普通の顔立ちだったこと。




シュレックくらい変わったほうが良かったかもね。




でも話的にはドンドン展開していくのでファミリーで見るにはお勧めです。





<あらすじ>
  


Posted by カンバンわ! at 09:03Comments(0)楽しい気分になれる映画

2009年11月14日

☆☆「バタフライ・エフェクト」

全てが上手くいく、そんなに都合の良いことは無いのかもしれない。




「バタフライ・エフェクト」(2004年、主演:アシュトン・カッチャー)





あっちを立てればこっちが立たず、とはよく言うことですが、この映画の展開はまさにそれですかね。




もっとうまい変え方があったんじゃないだろうか?とか。

もっと違うエンディングもあったんじゃなかろうか、と多くの人が思ったはずです。




まあ、映画なので良いんでしょうね。




主人公の意思は最初は自分と彼女の幸せだったはずが、過去を変えるということで周りの人が不幸になっていくことを知り、なんとかして、自分と彼女を含む愛する人達が幸せになれる結末を探す。




最後に選んだのは自分と彼女のことよりも、彼女自身、周りの人たちの幸せを選ぶ道。




随時理解していかないと話においてきぼりになってしまいますのでご注意。




もどかしいエンディングを迎えるのも、このストーリーではあっているのかもしれませんね。




ちょっとした事が後に大きな変化につながる。まさにタイトル通り、「バタフライエフェクト」です。




バタフライエフェクト3があるようですがまだ見ていないので、そのうち見たいと思います。





<あらすじ>
幼い頃、ケイリー(エイミー・スマート)のもとを去るとき、エヴァン(アシュトン・カッチャー)は、「君を迎えに来る」と約束した。だが時は流れ、ケイリーとエヴァンは全く別の道を歩んでいた。  


Posted by カンバンわ! at 11:17Comments(0)心に残った映画

2009年11月13日

☆「蛇にピアス」

見終わった後に、気分が悪い。




「蛇にピアス」(2008年、主演:吉高由里子、高良健吾)





正直なところ、見終わった後に気分が悪くもう一度見たいとは思いませんね。




こんな世界もあるんだなぁ、と認識する意味でいいんじゃないでしょうか。

現実のアングラな社会はこんなもんじゃないでしょうけどね。




あくまでその程度ですが。




しかし、俳優・女優さん達が体を張って演技しているのはよくわかりました。




でもなぜだか忘れられない映画にはなってしまうんですよね。まあ、気分が悪くなったから覚えているともいえますが。




お勧めはあまり出来ないんですけど、怖いもの見たさならどうぞ。




<あらすじ>
蛇のように割れた舌を持つ男アマ(高良健吾)と出会った19歳のルイ(吉高由里子)は、自分とはまったく違う世界に住む彼と付き合いつつ、アマの紹介で知り合った彫り師シバ(ARATA)とも関係を持ち始める。ルイはピアスを開け、背中に入れ墨を彫り身体改造の痛みと快楽に身を委ねる日々を送るが、どこか満たされぬ思いを抱えていた。  


Posted by カンバンわ! at 15:05Comments(2)とりあえずの映画

2009年11月13日

☆「コール」

シャーリーズ・セロンが美しい!




「コール」(2002年、主演:シャーリーズ・セロン、ダコタ・ファニング)





シャーリーズ・セロンの美しさが際立っていますね。

すんばらしい。それだけでこの映画の価値が上がってます。




なんて、そんなんじゃぁいけませんが。




3か所に3人を分けて、それぞれに心理的駆け引きがあって、わりと上手くできてます。




ですがちょっと残念なところは、動機がただの金目当てでは無いとしながら、ではなんでそれまで他に同じ犯行をしていたのか。




予行演習かなんか?それっておかしくない?みたいな疑問が出ちゃいました。




でもまあ話のつじつまもさっきの点を除けば上手いもんだし。




とにかくハラハラドキドキの連続です。




P.S.ケビン・ベーコンの悪役もすっかり板についてますね。





<あらすじ>
米オレゴン州ポートランド。カレンは夫で将来有望の麻酔医ウィルと6歳の娘アビーの3人で幸せな生活を送っていた。だがウィルがシアトルへ出張した日、カレンの前に見知らぬ不審な男が現われる。その男ジョーは、彼の仲間がアビーを誘拐したことをカレンに告げ、30分ごとの連絡を怠るとアビーは死ぬと脅し、彼女から抵抗の意志をそぐ。やがて、娘アビーは山小屋に、夫ウィルはシアトルのホテルの一室に監禁される。計画は順調に進んでいるかに思われた。しかし、ジョーはカレンからアビーが死に至るほど重度の喘息を患っていると聞き動揺を覚える…。  


Posted by カンバンわ! at 08:14Comments(0)ハラハラする映画

2009年11月12日

☆「エミリー・ローズ」

これが実話だってんだから恐ろしい...。




「エミリー・ローズ」(2005年、主演:ローラ・リニー)





この話は実はを元にしているそうです。それがこの映画をより恐ろしいものに仕上げてます。




悪魔が存在するのかしないのか?




存在するかもしれないって本気で思わされました。




この主演の少女役の女優の演技力は凄まじいです。それこそ悪魔が憑いたとしか思えない演技を見せてくれます。




単純なホラーではなく、日本ではあまり感じない根深い宗教感なんぞも混じってますね。




背筋がゾッとする様な感覚を味わいたい人はぜひ!





<あらすじ>
19歳の女子大生エミリー・ローズ(ジェニファー・カーペンター)が怪死した。彼女の悪魔ばらいを行ったムーア神父(トム・ウィルキンソン)は、死の原因を作ったとして過失致死罪で起訴される。そんな中、有能な女性弁護士エリン・ブルナー(ローラ・リニー)は、教会の依頼でムーア神父の弁護を担当することになるが……。  


Posted by カンバンわ! at 14:24Comments(0)ゾクゾクする映画

2009年11月12日

☆☆「デジャヴ」

時間のトラフィックスを体感できる映画。




「デジャヴ」(2006年、主演:デンゼル・ワシントン)





まず最初に1点、あり得ない設定を除けばとても面白い作品ですね。




時間を遡るっていう無茶な設定があるのがいつまでたっても「おいおい!」て突っ込みたくなっちゃうんです。それ以外の部分がファンタジー調ではなくリアルに描かれているんで。




でも時間を遡れないとこのストーリーは成り立ちませんので見ている間は横に置いておきます。




時間を遡ることでおきる過去と未来の時間の交差。上手く考えているし、つじつまもお見事!って感じでした。




それにしてもデンゼル・ワシントンはやはり見ていて安心感があります。

どんな役でも完璧!にこなしちゃいますね。




彼が主演でなかったらここまで真実味が出なかったと思います。

中途半端なSF映画で終わり。




ともかく見て損はない!映画です。





<あらすじ>
乗客の543名が死亡する悲惨なフェリー爆発事故が発生し、現場でひとりの女性の死体が発見されるが、捜査官のダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)は、どこか見覚えのある顔に思えてならなかった。ダグはクレアというその女性と会うのは初めてだったが、彼女の部屋を調べるとダグの指紋をはじめ、さまざまな彼の痕跡(こんせき)が残されていた。  


Posted by カンバンわ! at 08:07Comments(0)ワクワクする映画

2009年11月11日

☆☆「犬と私の10の約束」

犬を飼ってる人なら本気で泣けちゃいます。




「犬と私の10の約束」(2008年、主演:田中麗奈)





久々に本気で泣きそうになった映画です。




特にうちも犬を飼ってるから、うんうん、と頷けることがいっぱい。




ソックスが死んじゃう時なんて涙なしでは見られません。




ちょっと田中麗奈の演技は引っ掛かるところがあるけど、そこは目をつぶっても泣けます。




犬の話だけじゃなくて、母親との話でもあり、父親との話でもある。




犬を飼うってことは、いやペットを超えて家族として一緒いるパートナーを持つってことは、人の一生の縮図を垣間見ることができるのかもしれない。




犬好きにも、そうでなくても、泣きたい人にお薦めな映画です。





<あらすじ>
北海道・函館で暮らす14歳の少女あかり(福田麻由子)の家の庭に、ある日、前足の片方だけが靴下を履いたように白いゴールデン・レトリバーの子犬が迷い込んでくる。その子犬に“ソックス”と名前をつけたあかりに、母(高島礼子)は犬を飼うときは犬と「10の約束」をしなければならないと教えるが……。  


Posted by カンバンわ! at 12:05Comments(2)心に残った映画

2009年11月11日

☆「映画は映画だ」

熱い、熱すぎる男二人の闘士?がビシビシと向き合う。




「映画は映画だ」(2008年、主演:ソ・ジソプ、カン・ジファン)





ストーリー的にはあり得ない感じなんですが、笑えるところがあったり激しいアクションがあったりと、見どころは満載のように感じます。




この映画みたいに2大俳優が豪華共演!みたいなものは、どちらかが相手をくってしまう場合が多々あるんですが、この二人はヤバいくらいすごいです。




二人ともその役どころの魅力を存分に引き出してますね。

どちらの人物像にも納得させられます。あ、最初に言ったようにストーリー的にはありえませんが...。




あのラストシーンは賛否両論でしょうね。

僕も反対派です。もう少し別の終わらせ方があったんじゃなかろうか?って思っちゃいますし、そうしてほしかったってのもあります。




映画の中で映画を撮ってるって感じに進んでいくんですが、それゆえにコメディーを入れても違和感がない。これはしめたところでしょうか。




この映画のタイトル。「映画は映画だ」はもう少しネーミングを変えてやれば、日本でもっと受けたんじゃないでしょうか。ちょっと残念なところですね。




暴力シーンが多いし、最後は陰惨なシーンなので子供さんにはお勧めできません。

でも「楽しい気分になれる映画」としたのは、最後のシーンのみ目をつぶれば暴力シーンもコミカルに見える場面が多かったし、笑いもあり、ラスト直前までは良かったねぇって思えるからです。

それだけに最後のシーンだけが残念。




<あらすじ>
映画俳優になりたかったヤクザのガンペ(ソ・ジソブ)は、ある日偶然、映画俳優のスタ(カン・ジファン)と高級クラブで出会う。数日後、最新作のアクション映画のファイトシーンを撮影していたスタは、相手役の俳優に大けがを負わせてしまう。相手役の俳優がいなくなって困り果てたスタは、ガンペに映画出演を持ちかける。  


Posted by カンバンわ! at 08:21Comments(0)楽しい気分になれる映画

2009年11月10日

☆☆「死ぬまでにしたい10のこと」

大切な人たちだからこそ、最後まで知らせないと心に決めた




「死ぬまでにしたい10のこと」(2003年、主演:サラ・ポーリー)





全身に癌が転移したことを知った23歳の女性が、それを周りの人たちに隠し、死ぬまでにしたいことを並べて一つづつ実行していく。




淡々とした調子で物語は進んでいく。メリハリがないので人によっては見ていられないかもしれない。




主人公の女性は自分に迫ってくる死に対して恐れたり、苦悩したりする様子をほとんど出さない。




それこそ淡々にその時を迎えようと今の現実を生きている。




この主人公に共感することができればこの映画は最高のものとなるでしょう。




自分には果たしてできるだろうか?自分の運命を受け止めて腹に落とすことが。




もっと生きたいっていうもがきや歯がゆさも無い。もしくは表に出さないようにしているのか。




この映画を見ると、自分も後悔することがないように日々の暮らしの何気ないことをもう一度考えてみようって気になる。





<あらすじ>
23歳のアンは、母親の家の裏庭にあるトレーラーハウスで失業中の夫と幼い2人の娘と暮らし、時間に追われる忙しい毎日を送っていた。だがある日、彼女は突然腹痛に襲われて病院に運ばれる。そして検査の結果、医師から余命2ヵ月の宣告を受ける。若さのせいでガンの進行が早く、すでに全身に転移してしまっていた。アンはこのことを誰にも打ち明けないと決意し、ノートに死ぬまでにしたいことを書き出していった。それはちょうど10項目になった。そしてその日から、彼女はその秘密のリストを一つずつ実行していくのだった…。  


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2009年11月10日

☆☆☆「それでもボクはやってない」

恐ろしい裁判の現実




「それでもボクはやってない」(2007年、主演:加瀬亮、瀬戸朝香)





ホントに日本の裁判は怖い。というか裁判官も、警察官も、もちろん検察官も怖い。




「推定無罪」って言葉は実際にはありませんね。




グレーっぽいってことは真黒だって全員が頭から決め込んでる。




違う人もいると信じたいけど、難しいのかもしれないですね。




この映画はまさにノンフィクションのように、綿密な取材とち密な構成で作り上げたと聞く。




被害者女性の心理や、そのような女性が世の中に本当に多く存在しているのは知っているつもりだし、この映画の中ではそのようなことには触れていないので賛否両論あるとも思いますが、本作は冤罪被害者に焦点を当てているのだからこれで良いと思う。女性心理のほうは別に映画にもなっていますので。




物語は序盤から淡々と進みます。恐ろしいくらいに淡々と。

それが逆にリアルさを出しています。




普通の人には裁判所の、特に被告人席は日常からかなり遠いところにあるはずで、そこに立つと考えたこともないと思います。

実際にその席に立ったとしたらいったい自分はどうなってしまうんだろう?




自分自身を丸裸にされ、まるで関係ないようなことまで全て晒されて...。本当に怖いです。




この映画を見てから、電車に乗るときは女性に背を向けて、手はなるべく吊り革を掴んで乗るようになりました。





<あらすじ>
フリーターの金子徹平(加瀬亮)は、通勤ラッシュの電車で女子中学生から「痴漢したでしょ」と訴えられてしまう。まったく身に覚えのない金子は、話せば分かってもらえると思い、大人しく駅の事務室に行った。しかし、「ボクはやってない!」という訴えもむなしく、そのまま警察に連行されてしまう。その日から、留置所暮らしを余儀なくされた金子の無実を訴える戦いが始まった。  


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2009年11月09日

☆☆「8 Mile」

HipHopってカッコいい!って思わせる映画。




「8 Mile」(2002年、主演:エミネム)





正直なところ、ラップの良さもあんまり分からなく、最近の音楽にあまりにも多用されているのが残念だったりしてるくらいですが、この映画はカッコいい!って思ってしまいました。




内容はエミネムの半自伝的内容ってことでしたが、アメリカの貧困層を取り上げていたり、本物のラップはあんなにも暴力的!?なのか、と。




ではなぜカッコイイと思ったのか。ありのままを歌詞にしているからって点なんですが、環境によって人は様々で、自分には想像もつかない世界があるんだろうなぁ、なんて考えてみたり。




エミネムの名前は映画を観る前から、僕でも一度は聞いたことのあるくらいは有名でした。
でもバトルシーンには圧倒されます。

正直なところ心地いい歌詞ではないようですが、圧倒されます。




子供向けではないけど、こんな映画があってもいいんじゃないの?って1作です。





<あらすじ>
1995年、デトロイト。中産階級の白人が多く住む郊外とは“8マイルロード”で分断され、貧困層が多数を占める都市中心部。ジミーはここで無職の母と幼い妹の3人でトレイラー・ハウスに暮らしていた。彼は昼間プレス工場で働き、夜はヒップホップ・クラブ“シェルター”で毎週行われるラップ・バトルでの優勝を目指し、プロで成功することを夢見ていた。だが、彼は才能がありながらその実力を発揮出来ないでいる。加えて母ステファニーとの確執に悩んでいたジミーはある日、モデルを夢見るウェイトレスのアレックスと出会い恋に落ちるのだが…。  


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2009年11月09日

☆☆「ジョゼと虎と魚たち」

愛する覚悟。現実と本音...




「ジョゼと虎と魚たち」(2003年、主演:妻夫木聡、池脇千鶴)





色んなところで恋愛、いや、人を愛するということに覚悟がいるってことを分からせてくれる。




ストーリー中で、ヒロインのジョゼの足が不自由だってことをことさら強調しない展開が好印象でした。




最後に主人公が「僕が逃げた。」といった一言が印象的。




主人公の人間像が非常にリアルに描かれていると感じます。




良い人間なんだけど、ダメな奴。まさに今どきの若者ってところでしょうか。




主人公は障害を持った女性と付き合って、そしてその間にだんだんと自分の覚悟があいまいなことに気付いていく。

実家に連れて行くことをためらった時に気付いたのか、それ以外なのか。

とにかく、最後に別れて家を出た後に泣き崩れる主人公の様子は「自分には覚悟がなかったんだ」と改めて気付いたのだと感じました。その時の主人公の演技は心情をよく表している。切ないくらいに。




人を愛するってことが、覚悟がいるってことを教えてくれる1作。




そして池脇千鶴が演じたヒロインのジョゼ。
障害を持ちながら、たくましく生きてる。

祖母の気持ちも分からなくもない。
またそんな環境で育ってきて、その中で自分を閉じ込めて行ってしまったことにも頷ける。




「暗い海の底。そこが今まで自分がいた世界。」セリフそのままではないけど、ジョゼが思っていたこと。
そして、光の下に連れ出してくれたのはあなただと。




たくましく生きる。強い心。でも強がっている心。




ホントに演技派の女優さんですね。恐れ入ります。




出だしは見づらいかも?と思ってしまったり、途中急展開だなと思ったりもしたけど、心に残る作品でした。





<あらすじ>
芥川賞作家・田辺聖子の同名短編小説を、「金髪の草原」の犬童一心監督が妻夫木聡と池脇千鶴主演で映画化したピュアで切ないラブ・ストーリー。ふとしたキッカケで恋に落ちたごく普通の大学生と不思議な雰囲気を持つ脚の不自由な少女、そんな2人の恋の行方を大阪を舞台にキメ細やかな心理描写と美しい映像で綴る。大学生の恒夫は、ある朝、近所で噂になっている老婆が押す乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが…。  


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