☆「映画は映画だ」
熱い、熱すぎる男二人の闘士?がビシビシと向き合う。
「映画は映画だ」(2008年、主演:ソ・ジソプ、カン・ジファン)
ストーリー的にはあり得ない感じなんですが、笑えるところがあったり激しいアクションがあったりと、見どころは満載のように感じます。
この映画みたいに2大俳優が豪華共演!みたいなものは、どちらかが相手をくってしまう場合が多々あるんですが、この二人はヤバいくらいすごいです。
二人ともその役どころの魅力を存分に引き出してますね。
どちらの人物像にも納得させられます。あ、最初に言ったようにストーリー的にはありえませんが...。
あのラストシーンは賛否両論でしょうね。
僕も反対派です。もう少し別の終わらせ方があったんじゃなかろうか?って思っちゃいますし、そうしてほしかったってのもあります。
映画の中で映画を撮ってるって感じに進んでいくんですが、それゆえにコメディーを入れても違和感がない。これはしめたところでしょうか。
この映画のタイトル。「映画は映画だ」はもう少しネーミングを変えてやれば、日本でもっと受けたんじゃないでしょうか。ちょっと残念なところですね。
暴力シーンが多いし、最後は陰惨なシーンなので子供さんにはお勧めできません。
でも「楽しい気分になれる映画」としたのは、最後のシーンのみ目をつぶれば暴力シーンもコミカルに見える場面が多かったし、笑いもあり、ラスト直前までは良かったねぇって思えるからです。
それだけに最後のシーンだけが残念。
<あらすじ>
映画俳優になりたかったヤクザのガンペ(ソ・ジソブ)は、ある日偶然、映画俳優のスタ(カン・ジファン)と高級クラブで出会う。数日後、最新作のアクション映画のファイトシーンを撮影していたスタは、相手役の俳優に大けがを負わせてしまう。相手役の俳優がいなくなって困り果てたスタは、ガンペに映画出演を持ちかける。
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