2009年10月21日

☆☆☆「タイタンズを忘れない」

人種差別、そしてそれを乗り越えた人達の実話。




「タイタンズを忘れない」(2000年、主演:デンゼル・ワシントン)


☆☆☆「タイタンズを忘れない」


日本で生活していると、いえいえ、日本人だとあまり考えたことも感じたことも無いんですが、人種差別って根が深い問題ですね。
特に少し前のアメリカでは。




この映画はその人種差別のありのまま(もちろん映画なので抑え気味なんでしょうが。)を描いているようですね。
人種が違うってことだけで、話す言葉は一緒、食べるものも一緒、考え方だって近いに決まってる。

なのに、ねぇ。

肌の色が違う、見た目が違う、考え方も違うんじゃないか?、自分にとって悪い何かを与えてくるのではないか?




人間って、いや人間だからこそ理解できないものを前にした時にそこに壁を作り、それを拒絶し、憎しみ合いに変わっていくんだろうね。




でも人間って、いや人間は相手を理解することができる、相手との間にある壁を崩せる、互いに認め合い、愛し合うことができるんですね。




この映画はそんなことを心にしみじみと届けてくれます。




一番大事な?キャラであるデンゼル・ワシントンはこの映画でもその演技力でストーリーに説得力を与えています。
彼の演技の凄いところは正にそこかもしれません。




でもこの映画のは実話をもとに作られてるってんですから、やっぱり人って凄い。




タイトル通り、「忘れない」いいえ「忘れられない」映画になりました。





<あらすじ>
1970年代初頭、まだ人種差別が大きな問題となっていたアメリカで実際にあったエピソードを基にしたスポーツ・ヒューマン・ドラマ。1971年、バージニア州。とある町で白人の高校と黒人の高校が統合されることになる。その結果、両校にそれぞれあったフットボール・チームも1つに統合されることとなった。人種差別が根強い地元住民が反発するなか、アメリカ初の人種混成チームが誕生、さまざまな苦難を乗り越え、チームはひとつにまとまっていく……。


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Posted by カンバンわ! at 14:25│Comments(2)心に残った映画
この記事へのコメント
初めてコメントさせていただきます。高濱と申します(^^)よろしくお願いします。
タイタンズを忘れないは、私も とっても!とっても!感動した映画です。
チームの目標が人種の違いを乗り越えチーム一丸となりそのチームを取り巻く人たち、さらに人種差別のひどかったその町全体が一つになっていく
うーん思い出します(^^)
ホントに感動で、いろんな人に見せたくて一緒に6回も見てしまいました!!
Posted by たかはま at 2009年10月21日 18:29
>たかはまさん

コメントありがとうございます!
僕も何度も見ています。

そのたびに、あの事故のシーンはどうにかしたい~と思いつつ...。

☆3つは何度も見ている証しです。
Posted by カンバンわ!カンバンわ! at 2009年10月22日 09:22
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☆☆☆「タイタンズを忘れない」
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