2009年10月29日

☆☆☆「告発」

正義とはいったい何か?




「告発」(1995年、主演:クリスチャン・スレイター、ケヴィン・ベーコン)


☆☆☆「告発」


こんなに辛く苦しい映画もそんなに無いと思う。




ほんの些細な罪で、25年もの歳月を刑務所の中で過ごすことになった囚人(ケヴィン・ベーコン)、そしてそんな彼は助けようと奮闘する若手弁護士(クリスチャン・スレイター)。




この二人の演技があってこそ成り立った映画です。




特に、ケヴィン・ベーコンの演技は恐ろしいくらいの迫力で迫ってきます。




25年間劣悪な環境の中で収監された囚人役を演じるために彼はすさまじい減量をして役作りをしたらしいですね。

画面上で鬼気迫るものがありました。




それにしても、ケヴィンの最後のセリフ「ここがアルカトラズだからさ!」(だったと思います。もちろん字幕なので英語です。)が忘れられません。




最後はハッピーエンドでも最悪な結末でもなく、心に刺さる終わり方です。




苦しくてやりきれない気持ちが深く心に残ります。




でもこの映画は見なきゃいけないと思います。




<あらすじ>
全米一悪名高きアルカトラズ刑務所を閉鎖に追い込んだ、一人の囚人と彼を支えた若き弁護士の友情を描く、実話の映画化。死刑確実と言われていたアルカトラズ刑務所内で起こった殺人事件を担当することになった若き弁護士ジェームスは、犯人の囚人ヘンリー・ヤングを調べていくうちに彼の有罪に疑問をもつようになっていった。やがて彼はアメリカ合衆国に真っ向から闘いを挑んでゆく……。


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Posted by カンバンわ! at 12:05│Comments(0)心に残った映画
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