2009年11月16日

☆☆「王立宇宙軍 オネアミスの翼」

ホントに細かなディテールにこだわった、まさに「ジャパニメーション」の原点




「王立宇宙軍 オネアミスの翼」(1987年、主演:森本レオ)





ふと思い出したのでこれは書いておこう、と思いUP




凄く古いアニメなんですが、年代的には「天空の城ラピュタ」や「となりのトトロ」くらいですか。




このアニメはジブリのように誰にでも受け入れられる作品ではないかもしれませんね。




ストーリーは玄人好み、というか初めて見て「凄く面白い!」とはならないと思います。




僕も中学生?か高校に入ったくらいの時に見ましたが、すごく描写が細かいなぁ~くらいにしか思ってませんでしたね。話して的には当時まだ学生だった自分にはいまいちしっくりこなかったんだと思います。




大学生になったころにたまたまテレビでやっていたのを再度視聴。話の面白さも何だかわかった気がしました。




一人の青年の成長と、つつましくもまっすぐ生きている少女との出会い。




まさに人間物語のストーリー展開です。




そして冒頭に言ったように、ディテールが細かい!




群衆の動きから、ロケットの外装から剥がれ落ちる氷片の1つまで、まったく手を抜いていません、だったと思います。




同時に発表された同じような系統に「アキラ」がありますが、作品の質としてはこちらの方が圧倒的に上だと思います。




今見たらもっと面白いかもしれないなぁ。暇がある時にもう一度見てみよう。





<あらすじ>
人類初の有人宇宙飛行をめざして設立された“王立宇宙軍”。だが実験は失敗続き、計画は遅々として進まない。その宇宙軍の士官であるシロツグも、仲間たちとともに怠惰な日々を送おり、国防省内でも廃止が検討されるほどだった。だが、少女リイクニとの出会いが彼を変えた。彼女にを刺激を受けたシロツグは、有人飛行実験のパイロットに志願するが……。精密な設定とリアリティある人物描写で評判となったSFアニメ。  


Posted by カンバンわ! at 14:21Comments(0)ワクワクする映画

2009年11月16日

☆「ペネロピ」

おとぎ話的なラブコメディー




「ペネロピ」(2006年、主演:クリスティナ・リッチ)





魔女の呪いや、真実の愛をくれる王子様といった、まるでおとぎ話的なラブコメですね。




鼻が豚の様になってしまう呪いをかけられたヒロイン「ペネロピ」がそれでもいつか王子様が現れると信じて明るく生きていく物語です。




というか、ちょっとわがまますぎる気もするし、母親の心配性にもほどがあるし、豚の鼻のくせにあんまり怖くない、というか、別にかわいいじゃん、と思ってしまったりする。




そうなんですよ、豚の鼻の呪いのはずなのに、そんなに酷くもない。

これくらいの鼻ってあってもおかしくなさそう。母親がことさら世間の目に晒すことを拒むのは彼女のためというよりも、自分の体面のことを考えているからでしょうね。




またさらに残念だったのが、呪いが解けて普通の鼻になるのに、鼻があったときのほうがキュートだったんじゃなかろうか?と思ってしまうくらい普通の顔立ちだったこと。




シュレックくらい変わったほうが良かったかもね。




でも話的にはドンドン展開していくのでファミリーで見るにはお勧めです。





<あらすじ>
  


Posted by カンバンわ! at 09:03Comments(0)楽しい気分になれる映画