2009年10月06日

☆「ディファイアンス」

第二次世界大戦時の事実を元にしたストーリー




「ディファイアンス」(2008年、主演:ダニエル・クレイグ)





戦争ものの映画でナチスドイツによるユダヤ人虐殺の映画はたくさんあるけど、そのほとんどは追い込まれ、悲惨な最期に向かっているユダヤの人達の耐え忍ぶ姿が描かれていて、さらに最後は連合軍によってギリギリ命を救われて安堵して終わるってパターンでした。




この映画が違うのは、戦い抜いたユダヤ人達がいた!ってことを物語の中心にしていることです。
「虐殺」ってものがあったという背景はもちろん変わらないんですが、弱々しい姿ではなく、反乱軍として時にはドイツ軍の部隊を破ったり、追い込まれながらも懸命に抵抗すr姿は今までになかったのではないでしょうか?




それにしてもダニエル・クレイグはいいね。
007も素敵だしね。でもこの人ってまだまだ出演作品が少ないんですよね。
主演作品はホントに少ない。遅咲きの名優でしょうか。




なんにせよ高い演技力と研ぎ澄まされた肉体を持っているので、今後も様々な映画に出てくることは間違いないですね。





<あらすじ>
第二次世界大戦中、オスカー・シンドラーに匹敵する約1,200人のユダヤ人の生命を救ったユダヤ人のビエルスキ兄弟にスポットを当てた感動ストーリー。監督は『ブラッド・ダイヤモンド』のエドワード・ズウィック。ビエルスキ3兄弟の長男トゥヴィアを『007/慰めの報酬』のダニエル・クレイグが演じる。今まであまり語られることのなかった実話に基づく真実のストーリーとして、緊迫感あふれるサスペンスとして堪能できる一作。  


Posted by カンバンわ! at 14:15Comments(0)心に残った映画

2009年10月06日

☆☆☆「風の谷のナウシカ」

宮崎アニメの最高傑作!




「風の谷のナウシカ」(1984年、監督:宮崎駿)





このアニメ映画を見たことの無い人は一体どれくらいいるんだろう?
アニメ映画といえば「ドラえもん」だの「ポケモン」だの、その他いろいろあるけれど(最近何がやってるかは正直知りませんが...。)やはり宮崎アニメを抜いては語れませんね。




というか、語れるアニメ映画は宮崎アニメくらいといってもいいでしょうね。
ジャパニメーションの立役者。




それにしても、もうすでに20年以上昔になるんですね。
でもこの映画は少しも色褪せない。
新作です!って出てきても、まったく違和感がないくらいに完成度が高く、そしていまだに新鮮です。




もしまだ見たことの無い人がいたらすぐにみることをお薦めします。
というか、見なくてはいけません!




ちょうど小学生くらいの時だったかな、この映画がやってたのは。
じつは映画館では見れていないのが今となっては悔しいところ。




この次に公開された「天空の城ラピュタ」は映画館で見れましたけどね。
とにかく世界観が素晴らしい。映画の演出も、セリフも、全部良い!





映画が面白すぎて、原作の漫画もすべて買って読みました。
映画はうまくまとめていますね。原作よりもいいです。
作者と監督が同じ人物だからこそできたことでしょうけどね。たいていは原作を壊してしまうことが多い。




宮崎アニメ。他のものもどれも面白いものばかりですが、やはりこのナウシカが最高だと思います。





<あらすじ>
宮崎駿オリジナルの原作漫画を映画化した劇場用アニメーション。地球壊滅後の近未来を舞台に、“腐海”と呼ばれる毒の森に生きる人々の闘いを描く。文化論を躍動感溢れる娯楽作に昇華させた宮崎駿の手腕はさすが。また、鬱蒼とした腐森や数々の巨大な虫たちを具現化した美術も素晴らしい。海から吹く風によって腐海の毒から守られている「風の谷」。ある日、虫に襲われた輸送飛行船が風の谷に墜落する。船内には、“火の七日間”と呼ばれる最終戦争で地球を壊滅させた「巨神兵」の核が積まれていた。やがて巨神兵をめぐり闘争が勃発し、風の谷の王妃ナウシカも陰謀渦巻く戦乱に巻き込まれてゆく。   


Posted by カンバンわ! at 07:26Comments(1)心に残った映画