2009年10月21日

☆「人のセックスを笑うな」

う~ん、楽しみ方が難しい。




「人のセックスを笑うな」(2007年、主演:永作博美、松山ケンイチ、蒼井優)





難しい。難しいよ~。楽しみ方が。




とりあえず、永作みたいなのが好みなので、初主演映画ということで見てしまいました。

松山ケンイチや蒼井優などの有名どころも出てるしね。それなりに面白いのかもしれないって思いながら。




若干の不安もありましたけどね。だいたいがタイトルが奇抜な映画はやっぱりズブズブ感がありますから。




淡々としたのんびりな展開で、だるかったりします。

どこが面白いんだろう?って考えると分からなくなります。(←じゃあ上げるなよ!)




見どころと言えば、役者さん達の「素」な演技ですかね。
いやいや役者なんだから演じなきゃダメなんでしょうけど、たぶんこの映画の中では演技してないんじゃないかな、と。




松山ケンイチなんて、ホントにただの素人さんみたいですよ。あれが演技って言うならヤバいっす。




有名どころな俳優さんたちが自然な素の姿で出てくる。そんな貴重な?映画ってことで「とりあえず」ですが上げておきます。





<あらすじ>
美術学校に通う19歳のみるめ(松山ケンイチ)は、39歳のリトグラフの非常勤講師ユリ(永作博美)と恋に落ちる。友人の堂本(忍成修吾)に問いただされ、みるめは彼女との仲をうれしそうに告白するが、いつもつるんでいる仲間のえんちゃん(蒼井優)の顔は曇ったままだ。だが、実はユリが既婚者であることが分かり、みるめは混乱する。  


Posted by カンバンわ! at 19:18Comments(0)とりあえずの映画

2009年10月21日

☆☆☆「タイタンズを忘れない」

人種差別、そしてそれを乗り越えた人達の実話。




「タイタンズを忘れない」(2000年、主演:デンゼル・ワシントン)





日本で生活していると、いえいえ、日本人だとあまり考えたことも感じたことも無いんですが、人種差別って根が深い問題ですね。
特に少し前のアメリカでは。




この映画はその人種差別のありのまま(もちろん映画なので抑え気味なんでしょうが。)を描いているようですね。
人種が違うってことだけで、話す言葉は一緒、食べるものも一緒、考え方だって近いに決まってる。

なのに、ねぇ。

肌の色が違う、見た目が違う、考え方も違うんじゃないか?、自分にとって悪い何かを与えてくるのではないか?




人間って、いや人間だからこそ理解できないものを前にした時にそこに壁を作り、それを拒絶し、憎しみ合いに変わっていくんだろうね。




でも人間って、いや人間は相手を理解することができる、相手との間にある壁を崩せる、互いに認め合い、愛し合うことができるんですね。




この映画はそんなことを心にしみじみと届けてくれます。




一番大事な?キャラであるデンゼル・ワシントンはこの映画でもその演技力でストーリーに説得力を与えています。
彼の演技の凄いところは正にそこかもしれません。




でもこの映画のは実話をもとに作られてるってんですから、やっぱり人って凄い。




タイトル通り、「忘れない」いいえ「忘れられない」映画になりました。





<あらすじ>
1970年代初頭、まだ人種差別が大きな問題となっていたアメリカで実際にあったエピソードを基にしたスポーツ・ヒューマン・ドラマ。1971年、バージニア州。とある町で白人の高校と黒人の高校が統合されることになる。その結果、両校にそれぞれあったフットボール・チームも1つに統合されることとなった。人種差別が根強い地元住民が反発するなか、アメリカ初の人種混成チームが誕生、さまざまな苦難を乗り越え、チームはひとつにまとまっていく……。  


Posted by カンバンわ! at 14:25Comments(2)心に残った映画